日本政策金融公庫の融資がご不安な方へ②
前回は株式会社日本政策金融公庫についてよくある質問についてQ&A方式で解説しましたが、
今回も私が面談されたお客様でよくある質問についてピックアップしたいと思います。
Q.お金を借りるときに自己資本を目安に見られるって聞いたけど、
法人化するとお金がかかってしまうんですよね?
だったら法人化しないで先にお金を借りた方がいいの?
A.法人化すると確かに手続きで25~30万円程かかってしまいます。
自己資本の大体3~4倍を借りれるという形でみてみると、
その金額がなくなってしまうと75万~120万円程融資の金額が下がってしまうことになります。
こうみると大変大きな金額ですね。
それでは先に借りれるのかというと
答えはNO!です。
お金を借りるにあたって、法人として融資面談に当たっている為に、法人化していることは前提となります。
つまり渡したお金が会社の創業に当てられてしまうのはNGとなります。
こちらは日本政策金融公庫のQ&Aにも書かれていますがしっかりと以下のように明記されています。
『日本公庫 国民生活事業は事業資金(店舗、機械などの設備資金、人件費や仕入などの運転資金)
をご融資する機関ですので、資本金の払い込みに使う資金については対象外となります。
したがいまして、法人を設立して創業する場合は、設立登記後の法人がご融資の対象となります。』
そのため融資の際に見られる金額は会社の登記が済み、
法人化にかかった費用を差し引いた後の自己資本金となります。
いざ融資面談を受けてみたら法人化にお金がかかってしまい自己資金がなくなってしまった
という事が無いように計画はご利用的に。
次回も日本政策金融公庫からの融資を希望されたお客様からの多い質問に関して
お答えしていきます。
次回の更新が待ちきれない方は是非弊社までご来社いただき、融資の無料相談を
お受けいただければと思います。