創業時に必要な資金とその資金繰りについて

創業時に必要な資金

今回は創業時に必要な資金についてお伝えします。

創業時に必要な資金と聞いて皆さまは何を思い浮かべるでしょうか。
店舗取得費用、内装費用、車両購入などの設備投資や、
広告宣伝費やパソコンなどの備品購入費用、また家賃のお支払い費用などの
運転資金が挙がるかもしれません。

しかし、ここで意外と思い当たらないのが、余裕資金です。
創業直後には予期せぬ出費が発生し、計画していた費用を上回るような場合が
出てきます。その結果、資金ショートになっていまい、事業が立ち行かなくなる
リスクがあります。このような不測の事態に備え、
すべての自己資本をビジネスに投下してしまうのではなく、
手元に余裕資金をプールしておくのが重要になってきます。

これから創業をお考えであれば余裕資金を含めた創業に
必要な資金を検討してみれば如何でしょうか。

資金繰りについて

また、今回資金ショートの話が出てきたので、
資金繰りについてもお話ししておこうかと思います。

資金繰りとは、入ってくるお金と出ていくお金のやりくりのお話です。
普段の生活においても家計のやりくりに頭を悩ませている方が
いらっしゃると思いますが、企業の資金繰りには、お金の出入りも多く、
より複雑になります。

事業計画を万全に立て、利益が十分に出るはずと思っていても、
実際に事業が始まってみると、「なぜかお金が足りない」ということが
でてきます。帳簿上の売上や決算上の損益ばかりについ目が奪われがちですが、
現金ベースのお金の出入りにも十分注意を払う必要が出てきます。

資金繰りに影響を与える大きな要因として、取引先との入金条件、支払条件が
あります。創業時には信用力が乏しいため、販売先や仕入先を確保するのに
苦労し、資金ショートする恐れがあります。事業計画を検討する際には
こうした点も注意する必要があります。

資金ショートの防止に有効な方法として、資金繰り表の作成が挙げられます。
資金繰り表は売掛金の回収による入金、買掛金支払のための出金などの資金の
出入りについて科目ごとに並べた表のことです。この表を使って、
資金の出入りの実績と予測を把握することで、突発的な資金の不足が起こらないように
事前に対策を立てることができます。
資金繰り表は、資金ショートを起こさないためのレーダーの役割を果たしてくれます。

弊社で融資をご依頼される場合、資金ショートを防ぐために
資金繰り表の作成もお手伝いさせて頂いております。
融資を希望される方はぜひご連絡をお待ちしております。

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