②を読まれる前に前回の

【融資を受ける前に確認を！該当箇所があると難しくなるチェックポイント①】

（https://itabashi-kouko-yushi.com/post-1659/）もご覧になってみてください。

最近では「日本政策金融公庫」や「創業融資」といったキーワードがインターネットやテレビなどを

通じて少しずつ知られるようになり、融資を受けて起業してみようという方が増えてきました。

無担保・無保証だから誰でも借りられるのでしょう？という考えの方もいるようですが、以下の

チェックポイントに該当する方は、融資が受けられない可能性がありますのでご注意ください。

４、携帯料金の支払いを遅延している方

前回コラムの『３、家賃や水道光熱費の支払い遅延や、支払い漏れのある方。』と似ていますが、

意外と知られていないのが、携帯料金の支払い遅延があると、CIC等の信用情報機関に情報が載って

しまいます。

融資希望の方は携帯料金の支払いにもご注意ください。

５、金融機関からキャッシングをされている方

消費者金融だけでなく、クレジットローン、リボ払いなどの利用残高がある方は融資を受ける際に

難しくなります。仮に嘘をついて面談に臨んだとしても、これらの情報を金融機関の方はすぐに

調べることができますので、嘘をついても意味がありません。

過去に消費者金融から借入をしていても融資がおりたことはありますが、借入れが無い方に比べる

と難しくなりますのでご注意ください。

６、自己資金がない方や自己資金が不透明な方

自己資金とは、ご自身で毎月の給与から少しずつ貯めたお金のことです。

融資に向けてコツコツと貯蓄している方はいいのですが、突然通帳に多額のお金が振り込まれて

いたりすると、見せ金扱いをされる可能性があります。見せ金を自己資金としている方は、

融資を受けられない可能性が高くなってしまいます。

ある程度の自己資金を持っている方は、開業・起業という目標に向けて、長い間コツコツ貯蓄

してきた。お金を自分で目的別に管理できる能力がある。とプラスに見られます。

ですが、自己資金がない無い方は、長い期間をかけて計画したのではなく、単なる思いつきでの開業

やお金があると使ってしまう。と見られてしまう可能性もあります。

通帳は半年分は見られます。公庫の担当者も見せ金で融資をしようと考えている方をかなりの

数を見ておりますので、基本的に見せ金だとばれると思ってください。

最後に、公庫の担当者も人間です。面談をする際は態度等も見られます。

面談中に厳しいことを言われて腹が立つこともあるかもしれませんが、それを態度に出してしまう

ことのないようにしてください。

例えば、友達にお金を貸してと言われたとします、借りる理由などを聞いたりする際に、何で貸し

てくれないんだ。と怒るような人間には貸したくないですよね？この考えは公庫も同じだと考え

てください。