創業融資の活発化

平成28年度の創業融資実績

今回は創業融資の活発化についてです。

まず、平成28年度における日本政策金融公庫様の国民生活事業の
創業融資実績が28,392先となりました。
こちらは先数としては平成20年度の日本政策金融公庫様の発足以降、
過去最高実績となりました。

平成28年度の増加の背景としては、緩やかな景気回復による創業意欲の向上や、
キャリア形成が多様化する中で、創業の位置づけが高まったためだと考えられます。
また、平成28年度の性別・年齢別の動向としましては、
女性と若者の実績が増加しております。
中でも25歳未満の世代での伸びが顕著になっており、
これを踏まえて日本政策金融公庫様は、平成29年度より、
「新創業融資制度」について貸付対象者を拡大しました。

平成29年度の創業融資実績

続いて、平成29年度の創業融資実績ですが、
(創業前及び創業後1年以内)は28,116先と前年度の水準を維持しました。
平成29年度実績における特徴は創業融資における民間金融機関との協調融資の実績
が3,630先(前年度比120.2%)と大きく増加したことが挙げられます。
ちなみに、協調融資とは同一目的の資金計画に対し、日本政策金融公庫様と
民間金融機関が協議を経たうえで、両者が融資を実行もしくは決定したもののことです。

平成28年度、29年度と日本政策金融公庫様より融資を受ける方は増加しており、
今後は、ますます創業融資が活発化していくのではないかと考えられます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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