融資を受けるにあたって
良いスタートを切るための創業準備
自主トレを終えたプロ野球選手のキャンプでの仕上り状況などをテレビで見ることがあります。
野球選手は、開幕戦から好調なスタートを切るために準備しています。
トレーニングは必要ですが、ただ闇雲に行うとけがにつながるため、
目標や達成すべき課題をもって日々トレーニングを重ねています。
創業準備も同じことが言えます。
創業前に自己資金を蓄積し、企業としての体力をつけることや販売先の確保、
商品(仕入先)構成や出店地の選定など創業計画の精度を高めることは、
好調なスタートにつながります。準備不足となると途中で資金ショートがおきたり、
売上が伸び悩んだりと創業後すぐに大きな問題に直面するかも知れません。ですので、
これから創業する方は、目標や達成すべき課題を明確にし(いつまでにいくら自己資金を蓄積して、
販売先をどの程度確保するのかなど)、創業準備を計画的に行うことをおすすめします。
そこで準備に必要になってくるのが事業計画書ですが、事業計画書を作成する目的を
「金融機関から融資を受けるため」と考えておりませんか?
事業計画書の作成目的
もちろん、金融機関に対して、事業内容やその実現可能性を客観的に説明(説得)するツールとして、事業計画書は欠かせません。
しかし、事業計画書は「他人(金融機関、出資者、取引先等)」のためだけではなく、自分自身のために作るものでもあるのです。
漠然とした事業イメージを事業計画として書面にする過程で、少しずつ計画の客観性を高め、
自分の課題を発見し、やるべきことを明確にする。
つまり、事業計画書は、自分が考える事業構想を体系的に整理し、
ビジネスとしての実現可能性をシミュレーションするのに欠かせないものなのです。
自分自身のために作成した熱い想いの詰まった事業計画書には、
相手を説得するリアリティがあります。是非、皆さんも「自分」のための事業計画書を作ってみてください。
弊社では創業計画の作成段階からのご相談に応じています。お気軽にご相談ください。
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