融資を受ける前に確認を!該当箇所があると難しくなるチェックポイント①
最近では「日本政策金融公庫」や「創業融資」といったキーワードがインターネットやテレビなどを通じて
少しずつ知られるようになり、融資を受けて起業してみようという方も増えてきました。
無担保・無保証だから誰でも借りられるんでしょう?という考えの方もいるようですが、以下のチェック
ポイントに該当する方は、融資が受けられない可能性がありますのでご注意ください。
今回から数回に分けてお伝えしたいと思います。
1、過去にクレジット事故を起こしている方
直近5年から7年以内にクレジット事故を起こしている方は、融資を受けられる可能性が低いです。
クレジット事故とは、返済の期日を守らなかったり、返済できずに踏み倒してしまうことです。
CICというサイトで確認をすることができるので、心配がある方は一度調べてみてください。
指定信用情報機関のCIC(http://www.cic.co.jp)
2、税金の未納や滞納がある方
現在会社勤めの方は、会社が給与から税金を天引きしているため、未納や滞納のケースはほとんどないの
ですが、すでに開業している方で、住民税・所得税・法人税・事業税・消費税など、税金の未納や滞納が
ある場合には、融資を受けられる可能性が低くなります。
公庫では、支払った期日を確認しますので、期日通りに支払っていない場合には、融資に影響がある可能性
があります。
また、日本政策金融公庫の融資で年金資料や健康保険の資料の提出したことはありませんので、年金や健康
保険は気にしなくても大丈夫かもしれません。ただ、今後ルールが変わる可能性もありますので、ご注意
ください。
3、家賃や水道光熱費の支払い遅延や、支払い漏れある方。
当然ですが、日本政策金融公庫をはじめ金融機関は、貸したお金を毎月期日通りに返済すること求められま
す。そのために、融資を受ける際に、水道光熱費や家賃の支払いが遅れていないかをチェックされることが
あります。また、水道光熱費等をコンビニ等で現金で支払っている場合には、3ヶ月分の領収書の提出を求
められることがあります。期日に遅れがちな方は、融資を受ける3ヶ月前から期日を守るようにしましょう。
または、水道光熱費はクレジットカード払いにもできますので、クレジットカード支払いに切り替えること
をオススメします。
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